先輩の声.03

レッドバロン藤枝・経営者店長

宮島 貴文

Takafumi Miyajima

お客さまの人生を豊かにする
お手伝いができる仕事です

「宮島くんのおかげで人生が変わったよ」

入社2年目の頃、あるお客さまに掛けてもらったこの言葉は、今でも忘れられません。その方は、免許を取得する前から頻繁に来店されて、オートバイを楽しそうに眺めていたんです。「仕事が忙しくて、なかなか免許を取りに行けない。いつか乗りたいけど、今は見てるだけ」。それを聞いた私は、「オートバイで実際に走る楽しさを知ってほしい」と本気で思い、来店のたびにたくさんの車種にまたがってもらい、オートバイの魅力や自分のツーリング体験を一生懸命伝えていました。すると来店が遠のいて数か月が経ったある日、そのお客さまがひょっこり現れて、こう言ったんです。
「やっと免許が取れた。宮島くんから買いたいからバイクを一緒に選んでほしい」
このときは本当にうれしくて、希望を根掘り葉掘り聞いて、最高の一台を探しました。最終的にその方が選んだのは、カワサキのバルカン400というアメリカンタイプのオートバイ。1990年代に製造された希少なモデルで、心底納得いただけた様子でした。

好きなオートバイで
自分にしかできない仕事に出会えた

納車から少し経ち、初めてのメンテナンスで来店したときに掛けてもらったのが、冒頭の言葉です。あれから6年経ち、そのお客さまは何台も乗り換え、今ではハーレーダビッドソンを乗りこなすベテランライダーになりました。そして、年に一度、現在の藤枝店に転勤した私に、300kmの道のりを走って会いに来てくれます。
今は逆に私がツーリングの話をたくさん聞かせてもらっています。その楽しそうな姿を見ていると「このお客さまの人生を豊かにするお手伝いができてよかった」と実感できます。

思えば私も大学生のとき、通学用にギア付きオートバイを買って、人生がすっかり変わりました。「こんなに楽しいものがあったのか!」と驚きました。そして今、私は大好きなオートバイを仕事にしています。原動力となっているのは、「オートバイで人生が豊かになったというお客さまを一人でも多くつくりたい」という素直な気持ちです。「お客さま第一主義」を掲げて、オートバイ文化を支えてきたレッドバロンだからこそ、お客さまの人生に影響を与えるという責任ある仕事に、自信を持って向き合えるのです。

先輩の声

Job Introduction